サイエンスラボクラブ
今日の実験は『ゴムってちからもち』です。ゴムはみんなの回りにある身近な素材ですね。例えば、長靴、風船、タイヤ、お弁当のシリコンカップなどなど。中でも特に身近な輪ゴムやシリコンゴムを使って今回は実験をしました。
まず初めに使ったのがゴム車です。ゴム車は細長い筒とストローを輪ゴムでつなげたもので、ストローを回すと筒の中のゴムがねじれて、手を放すとゴムの力で筒が回転して走り出します。
ストローを回して「ゴムをねじるとどうなるかな?」と聞くと、みんなが「タケコプター」「ヘリコプター」「竹とんぼ!」「飛んでく~」などなど予想してくれました。飛ばないのが残念ですが、イメージはバッチリです。輪ゴムをねじればねじるほど、たくさん動くので、みんな一生懸命ねじりましたね。たくさんねじりすぎて、車が走らずその場で高速回転するという楽しいハプニングもありました。
続いては輪ゴムをつけたプラスチック板が「ピョ~ン」と飛び上がってひっくり返るおもちゃを作りました。
「ピョ~ン」と高く飛び上がる・・・はずが、あまり高く上がりません。「ピョン」くらいです。「う~ん、どうしたらいいかなぁ」と困ると、誰かが「ゴムを2本にする」と言ってくれました。なるほど~ゴムを2本にしてパワーアップしてみました。すると、大成功!「ピョ~ン」と高く上がりました。
「それならば3本は?」という声が。やってみましょう。3本にすると「ピョ~~~ン」とさらにさらに高く上がりました。時には天井近くまで飛んで見失うこともありました。ゴムの数だけで飛び方が変わるなんて面白いですね。
最後はみんなのお楽しみだった「スーパーボール」を作りました。今回はシリコンゴムという素材のゴムで、最近はキッチン用品にもよく使われていますね。最初は粘土みたいに柔らかいシリコンゴムの素に硬化剤を混ぜて、みんなの手のひらでゴロゴロとお団子のように丸めていきます。するとだんだん固くなって、スーパーボールの出来上がりです。
身近なゴムを使って新しい遊び方を考えてみるのも面白いですね。