サイエンスラボクラブ
今回の実験は『でんきでうごかそう』。先生たちイチオシのとっても楽しい実験です。
「電気が使われているもの何があるかな?」と聞くと、「冷蔵庫」「洗濯機」「電車」「ゲーム」などなどたくさん教えてくれました。私たちの生活になくてはならない電気、その電気を今日は自分で作ってみます。
まず登場したのが「手回し発電機」です。ハンドルをグルグルと回して電流を作る道具です。防災グッズにも使われています。これを豆電球につなげて明るくしたり、プロペラにつないで扇風機にしたりしました。次に手回し発電機同士をつなげてみます。そして片方の手回し発電機のハンドルを回すと、何が起こるかな?
「もう一つが回る!」と見事に予想してくれました。では実際にやってみよう。グルグルとハンドルを回すと、もう一つのハンドルがクルクル勝手に回ります。机の上に置くと、ハンドルが勝手に回りながらトコトコと進みだします!まるで手回し発電機のお散歩です。みんなの手回し発電機をつなげて、一生懸命回してお散歩レースを楽しみました。
手回し発電機をいっぱい回して、ちょっとつかれたところでとっても便利なものが登場します。
それはみんなおなじみ「乾電池」です。
乾電池とモーターをつなげてプロペラを取り付けて、ハンディ扇風機を組み立てました。手回し発電機の実験で暑くなっていたので風がとっても気持ちいい。そしてその扇風機を車に取り付けてプロペラカーに変身!ゆっくりですが、風が出る向きとは逆の向きに走っていきます。
この乾電池モーターにゴム栓とブラシを取り付けると、なんとブルブル震えてブラシが動き出します!先生は自動お掃除機と名づけましたが、マッサージ器にしている人もいました。
最後はゴム栓を丸い紙に取り替えてクルクル回る芸術に挑戦。丸い紙を電池で回しながらペン先を当てると、あっという間に丸い模様がどんどん描かれていきます。これにはみんなもビックリ。いろんな色を使ってきれいな模様を作りました。
この乾電池モーターは一台何役にもなるすぐれものです。暑いとき→扇風機、疲れた時→マッサージ器、お手伝いしたいとき→自動お掃除機、と便利に楽しく使ってみて下さい。