今日は今年度最後のサイエンスラボクラブでした。
みんなと一緒にする実験も最後だと思うととっても寂しいですが、今日も楽しく実験しましょう。
テーマは「ばね」です。いろんなところに使われているばねですが、どこにある~?と聞くといっぱい答えてくれました。「ボールペン」、「自転車」、「車」、「リモコンの電池のところ」「トランポリン」などなど。
そのばねには色々な種類があって、今日は「おしばね」「ひきばね」「ぜんまいばね」の3つを使って実験しました。
まずは一番身近な「おしばね」です。今日は針金をペンにグルグルと巻きつけて手作りしました。できたばねを発射台の棒に通して飛ばします。うまくいくと、発射台を超えて飛んでいくのですが、一番高い発射台は30cmもあり、大人でも難しいです。みんなにできるかなあぁ・・・、と思っていたら「先生できたよ~」「もっと高いのはないの~?」という声がチラホラ。すごいです!
次は「ひきばね」です。今日はひきばねを使った手作りばねばかりで物の重さ比べをしました。まず、重さの違う2つのものを持ってみて、どっちが重いかなぁ~と予想します。
予想できたら実験してみましょう。ばねばかりに1つずつ載せて、それぞれのばねがどれだけ伸びたかで比べました。似た重さの物でも、ばねばかりを使うとばねの伸びが全然違って、一目瞭然です。
そして次は「ぜんまいばね」です。あまり目にすることもないかもしれませんが、掃除機のコードやシートベルトなど、巻き取り式のものによく使われています。
このぜんまいばねを使って車を走らせました。
ぜんまいばねの巻き取りが少し難しいですが、いっぱい巻いて、遠くまで走らせました。
最後に、おしばねを使って、ちょっと楽しい仕掛け「ビックリびん」を作りました。
びんのふたを開けると縮んでいたおしばねがビョ~~ン!と飛んでいきます。
誰かをビックリさせるものですが、あまりにも飛ぶので、飛ばした本人が一番ビックリしたかもしれません。
さて、全10回のサイエンスラボクラブでしたが、毎回みんなと驚きや感動を共有できてとっても楽しかったです。これからも身の回りに隠れている科学に気づき、さらなる好奇心を深めてもらえると幸いです。1年間ありがとうございました。