☆サイエンスラボクラブ☆

全学年共通

 すっかり涼しくなり、虫の音が心地よい季節となりましたね。
 
今回の実験は『ゴムってちからもち』です。ゴムってとっても身近な素材でみんなの白衣の袖にも入っていますし、女の子は髪を結うのに使ったりしますね。ゴムの伸び縮みする性質を使って、車を走らせたり、物を飛ばすという実験をしました。
 
まず初めはゴム車です。細長い筒とストローを輪ゴムでつなげた物です。ストローを回すと筒の中のゴムがねじれていきます。そして手を放すとゴムが元に戻る力で筒が回転して走り出します。ゴムをねじればねじるほど遠くまで走るので、みんな一生懸命にグルグルと回して、車をすごい勢いで走らせていました。
次に輪ゴムをつけたプラスチック板が飛び上がるおもちゃを作りました。板をひっくり返して置いておくと・・・(この時間が一番ドキドキします)・・・「ピョーン」と飛び上がりました。でも、もっともっと高く飛ばしたい!どうしたらいいかみんなに考えてもらいました。
「おまじないを唱えたらいいかなぁ」「ゆっくりひっくり返したらいいかなぁ」、と自分の考えを試してみます。でもなかなかうまくいきません。そんな時、「ゴムを2本にしたらいい」という声が聞こえてきました。そうですね、ゴムの数を増やすとパワーアップします。2本、さらに3本と増やし、とっても高く上がりすぎて見失ってしまうほどのものもありました。
最後はみんなが大好きなスーパーボール作りです。シリコンという素材のゴムを使ってスーパーボールを作ります。とっても柔らかいシリコンゴムに硬化剤を混ぜて、クルクルと丸めていきます。みんな丸め方がとっても上手で「優しく丸めないとダメなんだよね」と言いながら丸めていました。しっかりと固めて、よく飛ぶスーパーボールを完成させました。
ゴムの力を使うと、たくさん楽しい仕掛けが出来そうですね。
新しい仕掛けができたら是非先生に教えてくださいね。

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