作品展では、園として、学年として、どのような作品づくりをするか12月中に教員間で話し合われます。作品のサイズ、平面or立体、経験する技法、使用する素材など、それぞれの年齢に応じた内容を吟味します。その中で、立体作品はどの学年もひとつは経験するようにしています。年中組は昨年の立体作品では紙粘土を使用したので、新たな素材や技法を経験しよう!ということで、紙粘土以外の素材での作品づくりに取り組みました。
赤組は画用紙を使っての立体作品です。 普段ならば、作りあがったものに、着色をするのですが、今回はまず着色作業から。白色画用紙の表裏の両面を着色です。片面は絵の具でできる技法、デカルコマニー(画用紙の半分に模様を描き、乾く前に画用紙を折って、描いていない方に模様を写し取る)と吹き絵(絵の具をたらして、ストローで吹く)とにじみ絵(画用紙を水で湿らせて、その上から絵の具で模様を描く)で絵の具あそびをしながら着色し、残る片面はローラーで着色しました。 そして、色画用紙ができあがったら、立体になるように、ぷっくりとふくらませたり、くるくると巻いたり、グシャグシャっと丸めたりして、両面テープで接着をし「自分」を作り上げていきました。