年長組レゴブロッククラブ「国際宇宙ステーション」

全学年共通

こんにちは。レゴブロッククラブの増田です。

年長組さんのレッスンでは最近、宇宙をテーマに様々な投げかけをしています。
宇宙に興味や関心を広げられるように、一回目のレッスンでは、空気や重力の有無などの地球上と宇宙空間の違いや、太陽系の惑星についての話をしました。「なんで、地球の周りにだけ空気があるんやろ?」「なんで、地球の空気が宇宙に流れていかないんやろ?」など、様々な疑問がうまれ、宇宙についていろいろ考えることができました。

そして今回は、国際宇宙ステーションをテーマとしてレッスンを進めました。
宇宙ステーションには重力がないので、寝るときはどのようにして寝ているのか、無重力空間での生活が続くと筋力が衰えるので、宇宙飛行士さんたちはどうして過ごしているのかを話し合います。「重力がないとお皿がふわふわ飛んでいってしまうから、ご飯はどうするの?」という一人のお友達の疑問に、「机とお皿がブロックでできてて、(机とお皿が)くっついていたら飛ばないかな。」などと、子どもたち同士、自由な発想で解決策を考え、話し合うことができていました。
そして、実際の国際宇宙ステーションさながら、グループのお友達と協力しながら宇宙ステーションを完成させていきました。その過程で、「こんなところがいるんじゃない?」「〇〇ちゃんのそれは、ここにおいた方がいいんじゃない?」などの声が飛び交い、自分の意見を一方的に伝えるのではなく、相手の意見やアイデアを聞く姿が見られました。子ども同士で相談し、考えながらどんどん作品が完成していき、子どもたち主動でレッスンが進みました。

年少組さんや年中組さんのお子さまも、グループでの活動によって、自主性や協調性が育つように、年少組さんには、自分の意見が認められたと感じられるような機会を多くし、年中組さんには、自分の考えを言葉で人に伝える機会をたくさん設けるようにしています。年中組さんも、来年の今頃にはきっと、子どもたち主動でレッスンが進むことでしょう。

年長組さんと年中組さんは次回が最後です。年長組さんは、1年生のブロックの歯車を使ったレッスンをします。年中組さんは、自分の作品をお友達の作品を繋げて、大きなエコの街を作ります。楽しみにしていてください。
年少組さんは、あと2回。お話づくりのテーマを通じて問題解決力や想像力を伸ばし、年中組さんに向けて言葉で説明する練習をします。どんな発想やお話が生まれるのか楽しみです。

 

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