今日は、先日の講演会での質問をご紹介しましょう。
質問:子どものお手伝いについての質問です。子どもにお手伝いをさせるのはいいけれど、「便利づかいにならないように」と言われたことがあります。どうすればいいですか?
子どもにお手伝いをさせることはとても良いこととして一般的に言われていますよね。注意したいのは、決められた役割、それだけを毎日の日課としてこなす。これでは、まさしく便利屋さんですよね。
お手伝いで大切なのは、家族の中で自分が役立っている事がしっかり認識出来ることです。お手伝いをすることで、お母さんが喜んでくれる、家族が喜んでくれる。これが、お手伝いの最大のご褒美なのです。
そして、仲間として認めてもらいたいという、この時期ならではのk子どもの思いが満たされます。自分も家族の中の一員であると感じ安心出来るんですね。
たとえ、毎日の日課であっても必ず「ありがとう!」「たすかったよ!」「うれしいよ」と目を見てことばにしてあげてくださいね。
そんなふうに育てられたならば、人を楽しませることに喜びを感じる人に成長されると思いますよ。いかがでしょうか?