昨日のことになりますが、「近大付属小学校オープンキャンパスinあやめいけ」に行ってまいりました。
近大付属小学校は、今年4月に東大阪から奈良近鉄、あやめいけに幼稚園、小学校共にキャンパスを全面移転されたんです。やはり、新しい校舎はいいですね。校舎全体は、木のぬくもりが感じられる造りでした。また、学校の入り口には完成途中ではあるものの、ビオトープもありました。大きな樹木もあり、自然の豊さが印象的でした。
今年度の研究課題は「子どもが喜び、わかる喜びを味わえる授業」~「心が動く学び」の在り方として各教科に取り組んでおられるとのことでした。
やはり、「学ぶ」ということは喜びが伴いそして心が動かなければ身につかないものだと私も思います。
幼児期はさらに、その物事自体に興味をいかに持たせるかが大切です。まず、心が動いてくれないと、こちらを向いてくれません。そして子ども達は、「わくわくする」「どきどきする」「自らやりたい」と思うことにより一瞬にして多くの事を学び吸収するのです。その、「わくわく」「どきどき」「やりたい」それが子どもにとっての「あそび」なのです。「あそび」を通して学ぶという表現は幼児教育用語でよく使われています。しかし、それは途方もなく難しい教え方であり、永遠のテーマでもあるのです。
幼稚園の役割は、これから始まる学びに対して積極的に自ら興味を持つ子どもに、そして学びを楽しめる子どもに育てることではないでしょうか。言い換えれば、音楽や絵画、運動、文字、かず、身の周りで起こる様々な事象などなど、学びの基礎全てを好きだと思う子に育てる事だと思います。子どもたちにとって「あそび」と感じられるレベルの高い保育をこれからも提供しなければ!と刺激を受けた一日でした。