さつまいものパワーを知ろう

全学年共通

 帝塚山学院大学人間文化学部 食物栄養学科の吉本先生と学生の方が、年長組にやって来られました。ビーカーやガーゼ、すりおろし器、ヨウ素液…などたくさんの荷物を持って。

 本日は年長組の学びの時間、テーマは「さつまいものパワーを知ろう」。さつまいもをすりおろし、これをガーゼの袋に入れて、水で揉む。この液体を放置すると白いものが下に沈む。これが、「デンプン」!! 子ども達は、この作業を間近で見て、いまひとつピンッとこなかったようでしたが、学生さんの絵を交えた説明や引き続きの作業の中で、ゆっくりじわ~んと学びの内容が見えてきた様子でした。

 抽出したデンプンや食物繊維を実際に手にとって触ったり、匂いをかいだりして、さつまいもの栄養素を感じとりました。「白い!」「クリーム色だ」「かたいっ」「でも、触り続けたら粉っぽい」「ぱらぱらする」など、なかなか鋭い感覚で分析していましたよ。 それから、きゅうり、大根、さつまいもの切り口にそれぞれヨウ素液を垂らして、変化の具合を見比べました。さつまいもが紫色に変化したことが不思議でしたねぇ。 それが、でんぷんが含まれている証拠であることを学生さんから教えていただきましたよ。 さつまいもを食べるとどんないいことがあるのかもしっかりと理解できました。

 幼稚園青空農園のさつまいもを食べる日が来たときに、「美味しい」幸せ感♪と「デンプン・食物繊維」のかしこい感!と、その両方を感じてくれることでしょう。

ギャラリー