サイエンスラボクラブ~パート9~

全学年共通

今日の実験は「くうきでポン」。目には見えない空気の力を感じたり、温度によって空気の大きさが変わることを体感しました。
まず最初に出てきたのは、なんと注射器です!
『今からみんなに注射を打ちま~す!?』、というわけではありません。注射器を見て一瞬こわばった子もいましたが、実験で使うと分かるとホッとしていましたね。『2つの注射器をビニルチューブでつないで、片方の注射器を押すと、どうなるかな?』
みんな頭の中で空気の移動をイメージして「もう1つの注射器がうごく~」と見事に答えてくれました。
そうですね、空気の力で注射器が勝手に出たり入ったり動きます。両側からお友だちと押合いっこして、力比べしている人もいました。
そして次はペットボトルが勝手にへこんでいく、不思議なマジックです!出てきたのはペットボトルとお湯。ペットボトルの中にお湯を入れてシャカシャカ10秒くらい振ったら、お湯を捨ててフタをします。そして仕上げはペットボトルに念力を送ります。「小さくな~れ~」と唱えると・・・・「ベコッ! ベコベコッ」とペットボトルがへこみました!何とも不思議。でも実はこれ「空気は温まると大きくなって、冷えると小さくなる」という性質を使っているのです。
この性質を使って、さらにスポンジ大砲をしました。スポンジで栓をした丸底フラスコをお湯の中で温めると、ジワジワジワジワ、「ポ~ン!」とスポンジが飛んでいきます。
みんなで狙いを定めていろんな所に飛ばしました。
そして最後が空気鉄砲です。透明な筒に2つのスポンジを入れて、棒で押すと、空気の力で「ポン!」、とスポンジが飛びます。中の空気の量を調節するとスポンジの飛び方も変わって面白いです。的に向かって、片目をつぶって、真剣に狙いを定めて・・・みんなとっても楽しそうでした。
空気ってとっても身近だけど、実験にするととても面白いし、いろんな発見がありますね。

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