年中レゴブロッククラブ「フックと角材」

全学年共通

こんにちは。レゴブロッククラブの増田です。
本日は、年中さんの課外教室についてお伝えします。
今回のレッスンは、「フックと角材」というテーマでした。
最初に物を持ち上げたり、押したり、引いたりする動作と、それぞれの力の方向を確認します。そして、角材を持ち上げたり、壊れた車を引いて移動させたりするためのフックがついた作業車作りに挑戦します。
本日使ったのは、ドライバーを使ってパーツを付けたり外したりする「楽しいテックマシーンセット」という特別なブロックです。
テックマシーンのブロックを使うと、日常の生活であまり経験することがない手首をひねる動作の訓練ができ、自然に指先の力がつきます。大人さながらの道具を使うため、最初はうまく回すことができませんでしたが、ドライバーを持っていない手でブロックを押さえるなど、子どもたちが自分で工夫したりコツをつかんだりして、少しずつ使いこなせるようになってきました。
土台にタイヤと運転席を取り付けて車体ができたら、角材を持ち上げたり、引っ張ったりするためのフックをつけて、作業車の出来上がりです!さあ、いよいよ作ったモデルを動かす時間になりました。
ところが、角材や壊れた車を移動させようとしても、フックがうまく使えません。どこに問題があるのかモデルをよく観察すると、フックの向きに原因がありそうだということに気付きます。持ち上げたり引っ張ったりするには、上向きと下向きのどちらが適しているのかを、実際に動かしてみて確認し、目的にあった作業車を完成させることができました。
フックの向きなどは、普段あまり気に留めないことですが、ブロック遊びを通して実際に体験することで、日常生活の何気ない事象への理解を深めることができます。こうした経験を積み重ねることで、子どもたちの知的好奇心を刺激し、様々な事象に対する興味や関心を広げ、何事にも積極的に取り組めるお子様へと成長するサポートをしていきたいと思います。
 

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