年長レゴブロッククラブ「10で数えるモンスター」

全学年共通

こんにちは。レゴブロッククラブの増田です。
本日は、年長さんの課外教室「10で数えるモンスター」についてお伝えします。このレッスンは、数の世界や規則性などを楽しむ「不思議な生き物たち」のテーマの中の1つです。今日は、物の大きさを比べたがるモンスターを作って、いろいろな物の長さや大きさを測りました。そしてモンスターを使って長さや大きさを測る体験を通じて、1つのものを基準として数え、比べることを学びました。

最初に、大きさを比べるときは、どうやって比べたらよいかをみんなで話し合いました。手の大きさを比べるときは、手首の位置を合わせて測らないと正しく比べられないことにも気がつきました。そして、インストラクターとみんなの手の大きさが、どれだけ違うかを比べてみます。インストラクターが少しでも手首の位置をずらすと「先生、ずるしてる!」と、みんなでチェックしあいながら測定します。
レゴブロッククラブの年長組さんの良いところは、このように自分の順番のときだけでなく、他のお友だちが測っているときにも、きちんと参加して、気づいた点を発表することができるところです。

比べたり測ったりすることに興味が湧いたら、早速ブロック10個分の高さのモンスターを作ります。目や足の部分を含めて10個分の高さになるようにするため、前回レポートしたレッスンと同様、ブロックを足したり引いたりしてモンスターが完成しました。

いよいよ、自分たちが作ったモンスターを使って、いろいろなものを測定するのですが、ただ測るだけではなく、見積もりを立ててから測定を始めます。まずは、モンスターよりも大きい物を部屋の中から探します。レッスンの最初にきちんと手首を合わせて測定することを体験したので、何も言わなくても、スタート地点を合わせて机や壁にかかっている電話などを測ることができました。
そして、結果報告です。自分が測った物はモンスターよりも大きかったか小さかったかを、お友だちにきちんと報告することができました。
最後は、みんなの身長がモンスター何個分かを測ります。みんなのモンスターを繋げて、かかとの位置をしっかりと合わせ、みんなで協力して測定しました。

定規などを使って物の長さや大きさを測る機会はまだまだ少ないかもしれませんが、今日のレッスンで楽しみながら物の長さや大きさを測り、計測方法ついて学んだ経験は、きっと将来の学習意欲につながることと思います。各年齢の今後のレッスンでも、このような将来につながる様々な投げかけをして参ります。ぜひ、ご期待ください。

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