サイエンスラボクラブ☆

全学年共通

いよいよ今年度最後の実験となりました。最後と思うと、なんだか寂しくなりますが、今回も元気いっぱい実験しました。
今回の実験は「バネっておもしろい」です。
みんなに「バネってどこにあるかな~?」と聞くと「ボールペン」「びっくり箱」「電池ケースの中」「自転車」・・・、といろいろ出てきました。中には「ベッド」と答えてくれる人もいて、よく知っているなぁ、とビックリさせられました。
バネにはいろんな種類がありますが、今回は「おしバネ」「ひきバネ」「ぜんまいバネ」という3種類のバネを使いました。
まずは「おしバネ」です。これは押すと縮み、放すと元に戻るバネです。電池ボックスなどに入っています。今回はおしバネを自分で作ってみましょう。材料は針金とペンだけ。ペンにグルグルと針金をまきつけて、おしバネの完成です。
できたおしバネを発射台から飛ばしました。みんなもっと高く飛ばそうとバネを2つつなげたり、バネの長さを変えてみたりして一生懸命頑張りました。
そして次は「ひきバネ」です。引っ張ると伸びて、放すと元に戻るバネです。ばねばかりに使われています。今回はひきバネを使って、重さ比べ実験をしました。ビー玉やスーパーボール、ビニルテープなどをぶら下げて、どれだけバネが伸びたかで重さ比べをします。初めは手に持って予想をしていたのですが、実際にひきバネで調べてみると、小さくても重いものがあったり、大きくても軽いものがあったりして不思議でしたね。
最後は「ぜんまいバネ」です。なかなか聞き慣れないかもしれませんが、実は身近なバネです。たとえば車のシートベルトや巻き取りメジャー、掃除機のコードリールなどに使われているものなんです。今回は紙ぜんまいを車にとりつけて、ぜんまいカーを走らせました。
バネってとてもシンプルですが、物を飛ばしたり、動かしたり、とっても便利なものです。アイディア次第で楽しく便利な仕掛けがたくさんできそうですね。
 
さて、全10回を終えたサイエンスラボクラブですが、毎回みんなと科学の不思議に触れ、感動や喜びを共有できて私たちはとっても幸せでした。みんなのキラキラした瞳でこれからもいろんな不思議に気づき、たくさんの発見の中から自分なりの答えを見つけてほしいと願っています。
最後になりましたが、1年間どうもありがとうございました。
 

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