2016年度のサイエンスラボクラブが始まりました。1月に実施させていただいた体験講座の時に作ったトルネードで今も遊んでることを教えてくれたり、幼稚園の先生方からも前日からみんな楽しみにしていましたよとお伺いして、非常に嬉しく授業に入らせていただくことが出来ました。みなさんがより科学を身近に感じ、好きになっていくことができるよう精いっぱい努めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
初回となる今回は、ゴムを使って実験しました。とても身近な素材のゴム。輪ゴムはもちろんのこと、白衣の袖に入っていたり、女の子は髪を結ぶのにも使ったりしますね。他にもスーパーボールやタイヤに使われていることもみんなが知っていて、私たちもビックリしました。
はじめは、バタバタ動くおもちゃとゴム車で実験です。ストローを回していくと中の輪ゴムがどんどんねじれていきます。そして手を放すと、その元に戻ろうとする力で動きます。ゴム車ではねじった分だけたくさん動くので、みんなグルグル頑張って回してプレイルームでいっぱい走らせました。
次は、輪ゴムをつけたプラスチック板がゴムの力で飛び上がる実験です。板をひっくり返して、そのまま置いておくと…だんだん板が戻っていき、「ピョーンっ!」と飛び上がります。高く飛び上がらせるために、ゴムを2本にしたりゴムの種類を変えることで、その力を大きくすることも実験しました。
最後はなんと、“スーパーボール”を作りました。柔らかいシリコンゴムに硬化剤を混ぜてクルクル丸めました。丸い形のものだけでなく、自分の好きな形も作りました。サイコロ型や星やハートのスーパーボール。どんな跳ね方をするのかな。お家で跳ねさせてみてください。ただ、小さいので、間違って口に入れたり、跳ねさせすぎてなくさないようにしてくださいね!
尚、お手紙にも記載させていただきましたが、今回お渡しした青色のリングファイルはご自宅にて保管ください。毎回実験後にその回のテキストとカードをお渡ししますので、ご帰宅後にファイリングしていただければと思います。
次回のテーマは“くうきでポン!”です。6月10日(金)、Aグループは15:40~16:30、Bグループは14:30~15:20となります。